屋久杉の念珠 音を選ぶ

10月11日
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屋久杉の念珠をつくるとき、
私たちが大切にしていることのひとつに「音」があります。
屋久杉は油分を豊富に含む木です。
それは屋久杉ならではの魅力でもありますが、
念珠として珠を擦り合わせたとき、その油分によって音が少し鈍くなることがあります。
だから、念珠にはできるだけ油分の少ない部位を選びます。
木目や色合いだけでなく、珠が触れ合ったときの音まで考えて、素材を選ぶ。
完成した姿からは、なかなか見えない仕事です。
けれど、こうした素材選びは、特別な品だけに限ったことではありません。
例えば、honuで長くつくり続けている屋久杉のイニシャルキーホルダー。
小さな一品ですが、こちらも同じように、素材を選ぶところから始まります。
価格や大きさによって、素材に向き合う姿勢を変えることはありません。
木にはそれぞれ個性があります。
その個性を見つけ、何に生かすかを考える。
念珠の音も、小さなキーホルダーの木目も、その延長線上にあります。
見えないところにも、選ぶ理由がある。
そんなものづくりを、これからも続けていきたいと思います。

そして、屋久島の山と海との遭遇。
奇跡という言葉は重いですが、そんな重厚さを、この念珠に込めらています。
遥かかなたの昔から時を超えて。

願いは叶うかどうかわかりません、けれど願いを込めて手にするものは意味がある。
そう、honuは考えています。




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