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揃わないものを、整える。
あるお客様から、 「冠婚葬祭に使える夜光貝のネックレスを作れませんか」 そんなご相談をいただいたことがありました。 真珠のネックレスのように、きちんとした場で身につけられるもの。 でも素材は、屋久島の夜光貝で。 言葉にすると簡単ですが、実際に手をつけてみると、 まったく簡単ではありませんでした。。 まず見たかったのは、今のネックレスではなく、昔の仕事でした。 知り合いの方が持っていた、本物の真珠のネックレスをお借りしました。 いわゆる昭和の時代のものです。 珠と珠の間に糸を結ぶ、ノット結び。 もちろん技法として知ることはできます。 でも、自分が見たかったのは「結び方」だけではありません。 珠の並び 間隔 全体の落ち方 一連になった時の佇まい 古いネックレスを実際に手にしてみると、細かなところに、昔の職人仕事が残っていまた。 そして、もう一つ大きなことに気づきました。 真珠は、たくさんの珠の中から選ぶことができます。 色 照り 大きさ そして、木目のように見える表情 大量の珠から近いものを選び、揃えて一本にしていく。 ところが夜光貝は、そうはいきま

かたやん
9月26日読了時間: 4分
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