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craft
作品・素材・制作秘話


揃わないものを、整える
屋久杉も、夜光貝も、ひとつとして同じものはありません。 木目も違えば、色も違う。夜光貝の蒼の入り方も、それぞれ違います。 だから、揃えるのではなく、整える。 珠を並べ、ひとつ動かして、また見る。 違えば戻す。 個性を消すのではなく、それぞれが残ったまま、一つに見える場所を探します。 屋久杉の珠は、木目や色だけではありません。 触れたときの感触、残る香り、そして珠同士が触れたときの乾いた音も好きです。 夜光貝の珠で冠婚葬祭用のネックレスを作ったとき、真珠には敵わないと思いました。 真珠は、たくさんの珠の中から色や照りを揃えて選ぶことができます。 夜光貝は、そうはいきません。 同じ貝から生まれても、模様も色も違う。 屋久杉も同じです。 だからこそ、面白い。 見ればわかること。 触らなければわからないこと。 香りで気づくこと。 耳を澄ませて初めてわかること。 そのすべてを説明する必要はないと思っています。 書かないことも、honu。 手に取ったとき、何かを感じてもらえれば、それでいい。 揃わないものを、整える。 その最後の少しがhonuであれば、それで

かたやん
8月7日読了時間: 1分
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